Seminars‎ > ‎Seminar Archive‎ > ‎

2013/12/16 第19回 山口孝弘 / 岩見大基

2013/12/02 11:34 に Yunke Song が投稿   [ 2013/12/03 14:16 に更新しました ]
第19回JSSBは、12月16日(月)です。今回はメリーランド大学の山口孝弘先生と岩見大基先生に発表をしていただく予定です。奮ってご参加ください!

会場: Rangos490

17:00-17:30 開場/ティータイム

17:30-18:10 セミナー1
山口孝弘先生

演題:酵素反応を利用した均一な糖タンパクの合成研究
要旨:近年大きな市場となっている抗体医薬において、その糖鎖構造が薬効に与える影響が注目されています。一方で、細胞系でタンパク質を発現させる場合、糖鎖は翻訳後修飾されることからその構造を完全に均一にコントロールすることができないため、糖鎖機能の解明を難しくしています。
Lai-Xi Wangのグループではもともと微生物が持つエンドグルコシダーゼの改変体酵素を用いて、化学合成した糖鎖、あるいは天然に豊富にあるヒト型糖鎖をタンパク質に導入することで、均一な糖タンパクの合成技術を確立しました。今回は当研究室でのこれまでの研究のご紹介と、現在私が行っている、酵素補充療法に関わるマンノース-6-リン酸を基質とした酵素反応と糖タンパクの合成についてご紹介いたします。

18:10-18:50 セミナー2
岩見大基先生

演題:組織リンパ管内皮細胞のVEGFR-3阻害によるケモカインCCL21発現低下とその制御機構について
要旨:各種病原体から生体を守るために免疫担当細胞特にTリンパ球は常に全身を巡回しています。そしてリンパ球の移動はランダムで起きるものではなく様々な臓器・組織特異的に発現する接着因子やケモカインとそれに対応する受容体を発現したリンパ球の相互作用によって緻密に制御されていることがわかってきています。たとえば組織内にはリンパ管表面を中心としてケモカインCCL21が濃度勾配を形成しており、その受容体CCR7を発現したTリンパ球が濃度勾配を感知して組織からリンパ管に向かって移動し、リンパ管、所属リンパ節へと移動してゆきます。今回はリンパ管内皮細胞特異的なgrowth factorであるVEGFR-3を阻害すると組織リンパ管上に発現するケモカインCCL21が減弱し、Tリンパ球の組織内からリンパ管・所属リンパ節への移動ができなくなること、そしてCCL21の減弱、濃度勾配の破綻はそれを組織内に固定している糖鎖のひとつであるヘパラン硫酸がheparanaseにより分解されるために起きることをお話しします。

スポンサー:
ブルボン様

会場へのアクセス:

車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。
7. 590の部屋は490の真上にありますので、490の横にある階段をご利用ください。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先
443-287-7668 (井上office)
443-801-6419(宮本cell)
 HP: http://www.jssbaltimore.com/home
Comments