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2018/1/17 第60回 "シグマ-1 受容体を介した細胞外ベシクル遊離調節メカニズム​" (中村庸輝)

2018/01/18 4:12 に Administrator JSSB が投稿
今回はNIDAに所属され、近日日本へ帰国される中村庸輝先生にお話しを伺います。
古くから知られているわりに謎の多いシグマ-1受容体と、最近にわかに盛り上がっている
細胞外ベシクルという、二つのトピックスが繋がる最新の研究結果についてお話
いただくことになりました。皆さま是非お誘い合わせの上ご参加ください。


シグマ-1 受容体を介した細胞外ベシクル遊離調節メカニズム​

        ​中村 庸輝
        Yoki Nakamura
Visiting Fellow
Cellular Pathobiology Section
Integrative Neuroscience Research Branch
National Institute on Drug Abuse IRP

 
要旨: 今からおよそ 40 年前に存在が確認されたシグマ-1 受容体 (Sig1R) は、これまでに神経変性疾患、精神疾患、慢性疼痛、薬物依存など様々な病態に関与すると報告されてきましたが、その詳細な作用メカニズムには不明な点が多く残ったままでした。近年、我々のラボは Sig1R が主にミトコンドリアと隣接した小胞体膜上に存在するシャペンロン蛋白質であることを同定し (Hayashi T and Su TP, Cell, 2007)、活性化時に細胞膜や核膜へ移行することで、様々な蛋白質の機能制御を介して効果を発揮していることを見出しました (Su TP et al., Trends in pharmacological sciences, 2016)。さらに、私は Sig1R が低分子 G タンパク質の一種である ARF6 を介して、細胞外ベシクルの遊離を調節している可能性を明らかにしました (投稿準備中)。そこで、今回はこれまでに報告されている Sig1R のユニークな作用発現メカニズムと、最近の我々の研究結果である細胞外ベシクル遊離調節メカニズムを紹介したいと思います。​
開始時間; 5時半

​会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)
スポンサー;島津様
 
会場へのアクセス:
 
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
 
 
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangos と書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 3階で降りて、すぐ左手の部屋が Abel Libraryです。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先
410-419-6500(中村cell)
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