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2018/11/01 第64回 "iPS/ES細胞技術のアップデート" (小澤弘樹・田中哲也)

2018/10/15 5:39 に Administrator JSSB が投稿   [ 2018/10/15 13:04 に更新しました ]
第64回JSSBセミナーのご案内です。
ぜひとも皆様お誘い合わせの上ご参加ください!

タイトル:iPS/ES細胞技術のアップデート
所属:Ajinomoto Health & Nutrition North America & Elixirgen Scientific
演者:小澤弘樹・田中哲也

略歴:小澤弘樹(Manager of Regenerative Medicine, Ajinomoto Health & Nutrition North America)
東京大学農学生命科学研究科卒業後、味の素株式会社へ入社。研究員として、代謝性疾患分野における創薬探索研究、ヒト多能性幹細胞用培地StemFit®の開発に従事。2014年より2年間、University College London Cancer Instituteにて多能性幹細胞の代謝と未分化性制御に関する研究にResearch Fellowとして携わる。2016年からは東京工業大学大学院 生命理工学研究科にて多能性幹細胞の分化制御の研究にも取り組んでいる。2018年より拠点をItasca, ILへ移し現所属、米国での事業展開を担当。

略歴:田中哲也
生年月日:1970年(昭和45年)2月3日、京都生まれ
現所属:Director of Molecular Research, Elixirgen Scientific
 
【学歴・職歴】
   平成9年(1997)大阪市立大学大学院理学研究科 理学博士号授与。
   平成10年(1998)National Institute on Aging/NIH, Visiting Fellow 
   平成15年(2003)University of Toronto, Postdoctoral Fellow
   平成18年(2006)University of Illinois at Urbana-Champaign, Assistant Professor
   平成24年(2012)University of Notre Dame, Research Associate Professor
   平成28年(2016)より現職。

【主な所属学会および役職】
日本発生生物学会(正会員)

要旨:
iPS/ES細胞といった多能性幹細胞は、発生分化の機序解明、創薬応用、再生医療の細胞源など、幅広く研究・産業応用に活用されています。本セミナーではiPS/ES細胞技術について最近の知見につき2つのトピックをご紹介させて頂きたいと思います。また最後にお時間許すようであれば、企業における研究者としてのキャリア、メーカーにてモノづくりとビジネスに携わる面白さや遣り甲斐などについて、ご紹介出来ればと考えています。

①iPS/ES細胞の代謝と培養制御、StemFit培地の開発
未分化iPS/ES細胞は、分化細胞とは大きく異なった代謝プログラムを有していることが近年多数報告され、特定の代謝物を介して、これら代謝プログラムが未分化性制御・自己増殖に関与することが明らかとなっている。今回はその中でも特にアミノ酸代謝に焦点を当て、代謝の違いを活用したiPS/ES細胞の培養制御技術についてご紹介を行いたい。合わせてiPS/ES細胞の培養技術の歴史とこれまでの課題、これを克服すべく味の素㈱が京都大学iPS細胞研究所と共に共同開発したStemFit培地の製品データにつきご紹介をさせて頂きたい。

②Elixirgen Scientificの紹介
Elixirgen Scientificは2016年に現慶應義塾大学医学部教授の洪実のNIA(米国国立老化研究所)と慶応での研究成果を元に創設されたベンチャー企業で、ヒトiPS/ES細胞関連技術を活用した製品・サービスの研究開発を進めている。Elixirgen Scientificでは、ヒトiPS/ES細胞を迅速 (<10日) かつ効率よく(~80%<)種々の特殊化した細胞に分化させる研究用試薬キット及びその技術を用いて製造した細胞を販売している。今回Elixirgen Scientificが提供する神経細胞を用いて電気生理学的解析を行なった結果、植え込み後2-3週間で同期した神経細胞の高強度の興奮が測定された。また、他社の類似した神経細胞に比べ、ロット間の差の少ない安定した神経細胞を提供していることが明らかになったので、それを報告する。


日程 11月1日 木曜日
開始時間; 5時半
会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)
会場へのアクセス:
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangos と書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 3階で降りて、すぐ左手の部屋が Abel Libraryです。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。


当日の連絡先
443-761-1342(田渕cell)



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