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2015/06/19 第33回 "ユビキチン鎖による異常翻訳の感知機構"(斎藤和紀)

2015/06/13 18:04 に Administrator JSSB が投稿   [ 2015/12/02 8:52 に更新しました ]
皆様、

第33回JSSBセミナーは6月19金曜日17:30より開催致します。今回はホプキンスについ先月赴任された斎藤先生のお話を伺えることになりました。タンパク質のクオリティコントロールとユビキチン-プロテアソーム系という、どの分野の方にとっても興味深い内容となっていますので、ふるってご参加ください!なお、会場が最近使っていたAbel Libraryから橋を渡って、さらに階段を登ったRangos 593ですので、ご注意ください。


斎藤和紀 先生
Johns Hopkins University School of Medicine,  Department of Molecular Biology and Genetics

ユビキチン鎖による異常翻訳の感知機構”

タンパク質は生体の主要構成物質であり、正確なタンパク質合成は生命活動を維持する基盤である。正確なタンパク質合成のために、リボソームでのコドンに適切に対応した翻訳反応に加え、品質管理機構が存在している。品質管理機構は、異常翻訳が生じた際に、それを感知して、翻訳中のリボソームと合成中のペプチド鎖を速やかに分解する機構である。異常翻訳の例として、終止コドンの欠損による mRNA 末端までの翻訳伸長や、 mRNA の強固な二次構造などによる翻訳伸長中のリボソームの停滞などが知られている。これら異常翻訳に対応した品質管理機構で機能するユビキチンライゲースが同定されたことで、ユビキチンプロテアソーム系による分解経路は明らかになってきた。しかし、その前段階にあたる異常翻訳の感知経路は未解明であった。本研究ではまず、異常翻訳のモデルシステムを出芽酵母で構築し、遺伝学的スクリーニングによりプロテアソーム非依存的ユビキチンライゲースを機能因子として同定した。そこでリジン残基を系統的に置換したユビキチン変異体のシリーズを作成し、品質管理機構で機能するユビキチン鎖の解析を試みた。その結果、感知経路では非プロテアソーム・シグナルである K63 ユビキチン鎖が機能することを明らかにした。解析結果と合わせて、ユビキチン鎖による異常翻訳の感知経路の機能モデルを議論する。

スポンサー: 島津様

会場: Rangos 590
(以前よくつかっていたRangos 490 の真上です。Abel Libraryから橋を渡って、490横の階段をあがってください。)

会場へのアクセス

車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。
7. 590の部屋は490の真上にありますので、490の横にある階段をご利用ください。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先
443-287-7668 (井上office)
410-419-6500(中村cell)

中村
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