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2013/02/01 第10回 "寛容誘導中のリンフォトキシンベータ受容体阻害による、移植組織の炎症と繊維形成"(中山由実)

2013/01/07 10:32 に Yunke Song が投稿   [ 2015/12/02 17:23 に Administrator JSSB さんが更新しました ]
中山由実(敬称略)
Postdoctoral fellow
University of Maryland, School of Medicine, Department of Surgery

タイトル:
寛容誘導中のリ
ンフォトキシンベータ受容体阻害による、移植組織の炎症と繊維形成

抄録:
リンフォトキシン(LT)は、間質細胞とリンパ球の関係を制御し、リンパ節構造の維持に必要なTNFファミリーサイトカインである。LTbシグナリングを阻害する溶解性LT受容体Igを使用し、CD40-CD40L共刺激阻害による寛容誘導中のLTbシグナリングの役割を調べた所、LTbはリンパ節の構造を保つだけでなく、炎症性サイトカインやケモカインを産生し、さらにTリンパ球と好中球の接触を制御することによって、寛容誘導に貢献していることがわかった。リンパ節構造を構成している間質細胞の中でも、特にFibroblastic Reticular Cell(FRC)が主に免疫細胞としても働いていることが新たに証明された。LT阻害剤は、抗炎症薬としての使用が進んでいるため、環境によって使用に注意が必要である。

2013年2月1日


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