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2017/09/19 第55回 "複雑先天性心疾患の神経発育に及ぼす影響 - 治療戦略の最適化に向けて" (石橋 信之)

2017/08/30 11:40 に Administrator JSSB が投稿

第55回JSSBセミナーのご案内です。
今回は、9月19日(火曜日)にChildren’s National Health Systemの石橋信之先生にお願いできることになりました。
皆様ぜひご参加ください!

複雑先天性心疾患の神経発育に及ぼす影響 - 治療戦略の最適化に向けて

【要旨】
先天性心疾患は最も頻度の高い先天奇形のひとつであり、発生率は全出生の約0.8%とされております。手術前、術中、術後管理の革新的な向上に伴い、この20年間で特に左心低形成症候群をはじめとする複雑先天性心疾患の手術成績は、90%以上の新生児期病院死亡率から10%以下へと飛躍的に改善いたしました。しかしながら手術後のフォローアップスタディーにおいては、この最重症疾患群の子供たちの大多数に重要な脳神経発育障害が認められており、小児心臓病および小児心臓外科領域における重要な研究課題となっております。また近年の臨床研究において、その病因が多因子がからんだ複雑なものであることが明らかとなっております。私どもの研究室では発育神経科学部門との共同研究により、動物モデルを用いての細胞レベルでの病因の理解、ひいては複雑先天性心疾患児の脳神経障害改善を目標に研究を進めております。今回は、近年の臨床研究を総括しながらこのユニークな研究分野を紹介させていただくとともに、最近の我々の研究結果をご報告させていただこうと思います。


【セミナー講師略歴】

氏名:石橋 信之(いしばし のぶゆき)
生年月日:1973年(昭和48年)7月11日
現所属: Director of Cardiac Surgery Research Laboratory
Investigator of Center for Neuroscience Research
Foglia-Hills Professor of Pediatric Cardiac Research
Children’s National Health System

学歴・職歴:

平成10年(1998) 群馬大学医学部卒業。
医師国家試験合格後、東京女子医科大学・心臓血管外科レジデント。

平成14年(2002) 日本外科認定医所得。

平成13年(2004) 東京女子医科大学・小児心臓血管外科フェロー。

平成17年(2005) 日本心臓血管外科専門医所得。

平成18年(2006) Children’s National Health System、ポスドクフェローとして留学。

平成21年(2009) Children’s National Health System
Director, Cardiac Surgery Research Laboratory

平成22年(2010) Children’s National Health System
Principal Investigator, Center for Neuroscience Research
The George Washington University, School of Medicine and Health Science
Assistant Professor

平成26年(2014) Children’s National Health System
Foglia-Hills Professor of Pediatric Cardiac Research
The George Washington University, School of Medicine and Health Science
Associate Professor




開始時間;9月19日(火曜日) 5時半
​ 
​会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)

スポンサー;dojindo様
 
会場へのアクセス:
 
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
 
 
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangos と書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 3階で降りて、すぐ左手の部屋が Abel Libraryです。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先
410-419-6500(中村cell)
 HP: http://www.jssbaltimore.com/home

2017/08/29 第54回 "生体における水分子の役割" (安井 正人)

2017/08/17 7:49 に Administrator JSSB が投稿   [ 2017/08/24 4:57 に更新しました ]

8月29日火曜日に第54回JSSB夏のセミナーと懇親会を開催することになりました。

今回は、慶應義塾大学医学部の安井正人教授をお招きして、アクアポリンを中心に生体内の水分子の役割について伺えることになりました。略歴にもありますように、安井先生はアクアポリンでノーベル賞を受賞したPeter Agreの研究室に在籍され、その後ホプキンスで独立された、ジョンズホプキンス大学のOBでもあります。

また、年に一度の懇親会も併せて開催致します。普段話す機会の少ない日本人研究者同士の数少ない交流のチャンスですので、皆さまお誘い合わせの上お越し下さい!!

日時は8月29日火曜日です。
普段よりも早めの17:00からセミナーを開始いたしますので、時間には気をつけて下さい!!
また、セミナー開始10分前から新規スポンサーの東海ヒット様の御紹介をさせていただきますので、ぜひ10分前にお越しください!
会場も普段のAbel Libraryから橋を渡った先、左手のRangos490です。こちらもご注意ください。

 「生体における水分子の役割」
 
安井 正人 先生
慶應義塾大学医学部 
薬理学教室 教授

要旨
 
体内水分バランスは、生体の恒常性維持機能の最も重要な調節機構である。水分バランスの不均衡は、様々な病態に伴って認められ、その補正が治療上有効となることが多い。水チャネル、アクアポリンの発見は、体内水分バランスや分泌・吸収に対する我々の理解を分子レベルまで深めることとなった。腎臓における尿の濃縮・希釈はもちろんのこと、涙液・唾液の分泌にも重要な働きをしている。現在まで、哺乳類では13種類のアクアポリン(AQP0—AQP12)が確認されている。アクアポリンファミリーは、そのアミノ酸配列の相同性と機能から大きく2つのグループに分けられる。 水分子のみを通過させるグループ(アクアポリン)とグリセリンなどの小物質を通過させるグループ(グリセロポリン)である。 アクアポリンはほぼ全身にわたって分布している。それぞれのアクアポリンはユニークな組織分布を示しており、それぞれに特有の生理的意義が示唆されている。 例えば、AQP0とレンズ透過性、AQP2と尿の濃縮、AQP5と唾液の分泌などである。また、グリセリン系の代表として、AQP3と皮膚の保湿、AQP7やAQP9と脂質代謝などがあげられる。アクアポリンから話を始め、最新のライブイメージングシステムを紹介しながら、生体における水の重要性を改めて考えてみたい。
 
略歴:
氏名:安井 正人(やすい まさと)
生年月日:1964年(昭和39年)6月28日、東京生まれ
現所属:慶應義塾大学 医学部薬理学教室 教授
 
【学歴・職歴】
·   平成元年(1989)慶應義塾大学医学部卒業。医師国家試験合格後、聖路加国際病院・小児科レジデント。
·   平成3年(1991)同小児科チーフレジデント。
·   平成4年(1992)東京大学医科学研究所御子柴研究室客員研究員、東京女子医科大学・母子総合医療センター 新生児室 助手。
·   平成5年(1993)スウェーデン王国カロリンスカ研究所大学院へ留学。Doctor of Philosophy取得(平成9年4月)。
·   平成9年(1997)米国ジョンズホプキンス大学・医学部ポスドクフェローとして留学。
·   平成13年(2001)同小児科 生物化学科助教授。
·   平成18年(2006)より現職。

【主な所属学会および役職】

日本薬理学会(学術評議員、代議員、賞等選考委員会委員)、日本神経科学学会(正会員)、日本臨床薬理学会(臨床薬理学特別指導医)、発達腎研究会(実行委員)、日本小児液体研究会(幹事)他。

16:5017:00 新規スポンサー(東海ヒット様)御紹介 
17:00−18:00 講演
18:15−19:15 懇親会

会場:Rangos 490
スポンサー: 島津様、東海ヒット様

 
会場へのアクセス:
 
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
 

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は590 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。

 
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先

443-287-7668 (井上 office)
410-419-6500(中村 cell)
443-761-1342(田渕 cell)
 HP: http://www.jssbaltimore.com/home

2017/07/17 第53回 "Japan-US Relation seen from Washington" (古平 充)

2017/07/11 11:08 に Administrator JSSB が投稿

皆様、
だいぶ長いことお休みしていましたが、第53回JSSBセミナーの開催が決定いたしました。7月17日の月曜、17:30よりの開催となります。今回は普段のセミナーと趣向をガラリと変えて、外務省の古平充さんに日米関係についてのお話を伺います。この1年ばかりの間にも、日米共にさまざまな変化の時期を迎え、われわれ在米日本人研究者にとっても両国間の現在及び今後の関係は極めて重要なものになってきました。外交の現場に携わる専門家のお話を伺う機会は滅多にないと思いますので、この貴重な機会に是非ともご参加ください。

古平 充 先生
外務省・Political Counsellor
タイトル: Japan-US Relation seen from Washington


開始時間; 5時半
​ 
​会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)

スポンサー;dojindo様
 
会場へのアクセス:
 
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
 
 
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangos と書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 3階で降りて、すぐ左手の部屋が Abel Libraryです。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先
410-419-6500(中村cell)
 HP: http://www.jssbaltimore.com/home

2017/05/25 第52回 "中性子散乱を使った脂質膜の構造と運動の観測" (長尾 道弘)

2017/04/26 9:56 に Administrator JSSB が投稿


第52回JSSBセミナーのご案内です。

長尾道弘 先生
Associate Scientist, Indiana University and Guest Researcher, National Institute of Standards and Technology

中性子散乱を使った脂質膜の構造と運動の観測

中性子散乱は様々な物質の内部構造や運動を非破壊で観測するプローブである。実験に必要な中性子の発生には巨大装置(原子炉もしくは加速器)を必要とするため、一般には専用の施設が建設され、多くの場合は共同利用を通じて研究者が利用できる。米国内では現在、オークリッジ国立研究所(ORNL)と標準技術研究所(NIST)に設置された(比較的高強度の)中性子線源がユーザー利用可能である。講演者はNISTの中性子スピンエコー装置の担当者として装置の管理運営を行うとともに、ユーザー支援や自身の研究を行っている。この手法では、nmスケールのns程度の運動を観測することが可能であり、ちょうど、large unilamellar lipid vesicle(直径100nm程度)の構造と運動の関連性を調べるのに適している。我々のグループでは近年精力的に脂質膜の運動を調べており、この手法によって膜の曲げ弾性率や面積圧縮率、さらには膜の粘性率を決定できることを提案している。これらの機械的性質は、脂質膜の曲げや変形のエネルギーなどと関連し、構造決定に重要な役割を演じる。講演では、中性子散乱法の全体像を簡単に俯瞰した後、中性子スピンエコー法の脂質膜運動観測への応用についてご紹介する。飽和リン脂質の鎖長変化による運動性の変化や異なる鎖長のリン脂質混合による影響、さらに、時間があればペプチドやコレステロールを混合することによる変化などについてもお話ししたい。

開始時間; 5月25日 17:30-

会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)

スポンサー;島津製作所 様



会場へのアクセス:

車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。

2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。

3. 行き先は303 WBSBと書いてください。

4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。

5.  エレベーターを降りてすぐ左の突き当たりが303 WBSB (Abel Library) となります。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。



当日の連絡先

410-419-6500(中村cell)

2017/01/18 第51回 "細胞内1分子イメージングの自動化" (上田昌宏)

2017/01/17 4:34 に Administrator JSSB が投稿

皆様、
新年第一弾の第51回セミナーのリマインドです。今週1月18日水曜日、17:30よりの開催となります。
今回は、理化学研究所生命システム研究センターの上田昌宏先生をお迎えして、細胞内1分子イメージングの最先端についてのお話を伺います。
生細胞内での1分子イメージング分野において、世界をリードしてこられた上田研究室の最新の成果を伺うまたとない機会ですので、皆様お誘い合わせの上ぜひご参加ください。セミナー後には上田先生との夕食も予定しておりますので、こちらにも皆様のご参加をお待ちしております。

*今回は会場が Rangos 490となっております。普段使用している Abel Library のドアに背を向けてまっすぐの橋を渡った左手です。ご注意ください。
***************************************************************************
 
上田 昌宏​ 先生
理化学研究所 細胞シグナル動態研究グループ グループディレクター

タイトル: 細胞内1分子イメージングの自動化
要旨:
細胞内1分子イメージング解析法は、細胞内の分子動態の量子的振る舞いから分子集団の統計的な挙動まで、詳細かつ幅広い知見を得ることができる。そのため、細胞レベルでの複雑な現象を定量的に記述し、その結果を数理モデル化することも可能となってきた。しかしながら、生命科学分野において必ずしも主要な汎用性のある実験手法となり得ていない。その要因として、顕微鏡観察や計測、データ解析などの一連のプロセスの高速化や効率化が難しいことが挙げられる。現在でも画像取得には多くの人手と時間を要しており、加えて、統計解析のための専門的な知識や職人的実験技術が必要とされている。このために、膨大な分子種からなる細胞内分子反応ネットワークについて網羅的に知見を取得することが困難であった。最近我々は、1分子イメージングからデータ解析に至るまでのプロセス全てを完全に自動化し、多種多様な設定条件下で分子動態の大量計測を行うことができる顕微鏡システムの開発に成功した。今回の発表では、この自動化システムの概要とEGF受容体のシグナル伝達に応用した結果について紹介したい。


開始時間; 5時半
​ 
​会場;Rangos 490

スポンサー;dojindo様
 
会場へのアクセス:
 
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
 
 
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は490 Rangos と書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490 の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先
410-419-6500(中村cell)
 HP: http://www.jssbaltimore.com/home
 
中村

2016/11/08 第50回 "神経細胞内における逆行性シグナルを介した細胞内情報伝搬機構" (山下直也)

2016/10/13 13:30 に Administrator JSSB が投稿

第50回JSSBセミナーのご案内です。

山下直也

Department of Biology, Johns Hopkins University (Kuruvilla lab)

神経細胞内における逆行性シグナルを介した細胞内情報伝搬機構

神経細胞は、樹状突起・細胞体・軸索という高度に極性化した構造を有している。一般に神経細胞は、樹状突起を入力源として外部からの情報を受け取り、電気シグナルを介して軸索の先端までその情報を伝え、神経伝達物質を放出させる。従って、軸索は情報の出力源として作用するが、軸索は、他の細胞区画に対して非常に長いという特徴を持ち、特に神経発生過程においては、標的細胞まで伸長中の軸索が、「いまどの辺りを走行しているのか?」という位置情報を遠く離れた細胞体に伝え、その位置情報に応じて必要になる分子の供給を要求する必要がある。このように、一般に考えられているのとは「逆」の方向に情報が伝搬される場合もあり、これは「逆行性シグナル」と呼ばれている。発表者の山下は、軸索の走行をナビゲーションする分子の一つである、セマフォリンという分子が、逆行性シグナルを惹起する分子の一つであることを発見したことを契機にこの解析に着手し、現在は、逆行性シグナルの存在が初めて明らかにされた神経成長因子(NGF)の研究をしている。そこで本セミナーでは、逆行性シグナルがどの様に開始されるかの分子機構、ならびに、その破たんにより生じる疾患についての研究成果を報告する。さらに、細胞体に到達した逆行性シグナルに応じて、細胞体から軸索の先端に分子が供給される分子機構についても報告することで、神経細胞内において様々な分子を用いて行われている伝言ゲームの一端を紹介する予定である。

参考文献

1.         Yamashita N, Kuruvilla R.: Neurotrophin signaling endosomes: biogenesis, regulation, and functions. Curr Opin Neurobiol. Vol. 39:139-45, 2016

2.         Yamashita N, Yamane M, Suto F, Goshima Y: TrkA mediates retrograde semaphorin 3A signaling through plexin A4 to regulate dendritic branching. J Cell Sci. Vol 129: 1802-1814, 2016

*Corresponding author

3.         Patel A, Yamashita N, Ascaño M, Bodmer D, Boehm E, Bodkin-Clarke C, Ryu YK, Kuruvilla R.: RCAN1 links impaired neurotrophin trafficking to aberrant development of the sympathetic nervous system in Down syndrome. Nat Commun. doi: 10.1038/ncomms10119, 2015

4.         Yamashita N, Usui H, Nakamura F, Chen S, Sasaki Y, Hida T, Suto F, Taniguchi M, Takei K, Goshima Y.: Plexin-A4-dependent retrograde semaphorin 3A signalling regulates the dendritic localization of GluA2-containing AMPA receptors. Nat Commun. doi: 10.1038/ncomms4424, 2014


開始時間; 11月8日 17:30-

会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)

スポンサー;SNBL様


会場へのアクセス:

車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)

1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。

2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。

3. 行き先は303 WBSBと書いてください。

4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。

5.  エレベーターを降りてすぐ左の突き当たりが303 WBSB (Abel Library) となります。

*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。


当日の連絡先

410-419-6500(中村cell)


2016/10/03 第49回 "時間解像度に依存した反応ネットワークの階層的変化とその予測手法の開発" (永幡裕)

2016/09/24 6:07 に Administrator JSSB が投稿   [ 2016/09/24 6:10 に更新しました ]

第49回JSSBセミナーのご案内です。

永幡 裕
ジョンズホプキンス大学  ポスドク Department of Chemistry

時間解像度に依存した反応ネットワークの階層的変化とその予測手法の開発

◯永幡 裕1, 前田 理2, 寺本 央3, 武次 徹也2 小松崎 民樹4
1ジョン・ホプキンス大 化, 2北大 理, 3日立, 4北大 電子研

本講演では、観測の時間解像度に応じた分子ダイナミクスの見え方の階層を可視化し、第一原理計算と実測結果を橋渡しする解析法を提案する。

キーワード:構造異性化、エネルギー地形、遷移状態アンサンブル、時間解像度、安定な部分構造、時間階層構造

1935年EyringとEvans & Polanyiが独立に、統計力学に基づいた素反応の速度定数を見積もる理論:遷移状態理論を提案した。現在も汎く用いられているこの理論は、それ以前のvanHoff – Arrhenius式を包含し、分子のダイナミクスと熱力学、反応速度式を結びつける強力な非平衡系の理論である。この理論を用いて、分子のダイナミクスを速度式に置き換えると、分子構造と分子構造が網目状に繋がったネットワークが得られる。しかし、分子が複雑になればネットワークも複雑になる。例えば小さなモデルたんぱく質であるbeta3sで数十万程度の構造があることが知られている。他方で、観測する時間解像度によって素早く進行する反応は見えなくなり、反応過程は単純化されて見える場合がある。この素過程の単純化に関する数理的研究は、量子化学計算の計算量と計算精度上の問題から、これまであまり取り組まれてこなかった。前者は反応経路自動探索アルゴリズムによって、後者は高精度計算ソフトの登場により可能となった。

本講演では我々が提案している、与えられた構造異性化反応ネットワークに対して、観測の時間解像度に応じた見え方の階層を可視化し、反応ネットワークと実測結果を橋渡しする解析法について(数式をできるだけ使わないで)紹介するつもりである。
Yutaka Nagahata, Ph. D
# Laboratory
Department of Chemistry
Johns Hopkins University
Baltimore, MD 21218
Office: Mergenthaler/Jenkins Hall 121
GPS:    39.329426, -76.621109
Email:  ynagaha1@jhu.edu
URL:    https://sites.google.com/site/phdynagahata/home


開始時間; 10月3日 17:30-
会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)
スポンサー;島津様

会場へのアクセス:
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は303 WBSBと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5.  エレベーターを降りてすぐ左の突き当たりが303 WBSB (Abel Library) となります。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。

当日の連絡先
410-419-6500(中村cell)

2016/09/13 第48回 海外学振(JSPS:日本学術振興会)模擬面接会

2016/08/22 6:11 に Administrator JSSB が投稿   [ 2016/09/02 10:49 に更新しました ]

第48回JSSBセミナー(9/13 17:30-)では、昨年に引き続き、海外学振の模擬面接会を行います。
本年は、下記三名の方に、実際の面接時と同じ発表時間(4分)にて発表していただきます。
厳しい書類選考を通過したまさに進行中の研究であり、方法論などについては分野が異なる方にも参考になるのではないかと思います。

また、企画の都合上、海外学振の面接経験者にご参加いただき、自身の経験を踏まえて助言を頂きたいと思っています。
ご自身ならびに周りの方で面接経験がおありの方がいらっしゃるようでしたら、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください!

タイムテーブルは、一人持ち時間20分で構成していますが、
進行状況に応じて早まったり、遅くなったりすることがある点をご考慮頂けると幸いです。

9月13日(火) 17:30-
会場:Abel Library (Woods Basic Science Building 303)
スポンサー:dojindo様

17:30-
山田 達也さん
Department of Cell Biology(瀬崎ラボ)
「ミトコンドリアの分裂と融合の再調節は生理機能を回復させるか?」

17:50-
石井 一裕さん
Department of Psychiatry and Behavioral Sciences(澤ラボ)
「先天性サイトメガロウイルス感染症による脳構造・機能異常の病態解明と治療戦略」
"Study of congenital CMV infection model for intervention of virus-induced brain anomaly and intellectual disability by the CRISPR genome editing strategy"

18:10-
妹尾 裕司さん
Department of Cell Biology(飯島ラボ)
「センシングにおけるRhoGTPaseの機能」

2016/08/10 第47回 "血管ネットワークのつくりかた:器官発生や組織再生がきちんとできるように" (向山洋介)

2016/07/30 5:46 に Administrator JSSB が投稿


毎年恒例、8月のJSSB夏のセミナーと懇親会の日程が確定致しましたのでお知らせです。
今回は、NIHの向山洋介先生をお招きして、血管ネットワーク形成について伺えることになりました。血管の形成は、よく考えられているよりもはるかにダイナミックで、他の組織との相互作用を介して非常に重要な役割を果たしているようです。是非ともご参加ください。また、年に一度の懇親会も併せて開催致します。普段話す機会の少ない日本人研究者同士の数少ない交流のチャンスですので、皆さまお誘い合わせの上お越し下さい!!

日時は8月10日水曜日です。
普段よりも早めの17:00からセミナーを開始いたしますので、時間には気をつけて下さい!!

 
Branching Morphogenesis and Patterning of Vascular System
血管ネットワークのつくりかた:器官発生や組織再生がきちんとできるように
 
向山 洋介 先生
Yoh-suke Mukouyama, Ph.D.
Senior Investigator
NHLBI/NIH
 
要旨
心臓や血管網は、臓器の機能や生命の維持に必須であることは疑う余地はありません。しかし、血管が酸素を含む新鮮な血液を心臓から各組織に運び老廃物を含む血液を心臓に戻すただの「ホース(管)」であるという概念 は、最近の血管生物学研究により塗り替えられました。血管発生は、出芽した血管内皮細胞が無血管組織へとガイダンスされて未成熟な「蜂の巣様の血管網」をまずつくり、さらに血流と組織特異的なシグナルによる血管リモデリングにより太い動静脈から毛細血管まで「階層的な血管網」ができあがる、ダイナミックなプロセスです。われわれの研究は、臓器の形態や機能に応じた臓器特異的な血管網ができあがる際に、神経束分岐パターンや神経系ガイダンスシグナルが血管網分岐パターンの決定に主導的な役割を果たすことを明らかにしました。例えば、マウス胎仔皮膚では感覚神経束に沿って動脈—静脈の順序で伴走する分岐パターンができあがり、さらに交感神経が動脈に沿って伸長する。このようなプロセスを経て構築された血管網は、積極的に組織幹細胞を維持することも報告されています。例えば、マウス成体脳の神経幹細胞は毛細血管に近接しており、血管内皮細胞が成体脳の神経幹細胞ニッチとして働いている。今回のセミナーでは、複雑な血管発生ダイナミクスと多様化する血管の機能を明らかにすべく、組織の形態を維持した3Dホールマウント・イメージング、遺伝子改変マウス、初代培養などの技術を駆使したわれわれの研究を紹介します。
 
17:00−18:00 講演
18:15−19:15 懇親会

会場:Rangos 490
スポンサー: SNBL様、OLYMPUS様

会場へのアクセス:
 
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
 
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は590 Rangosと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5. 右(北方向)へ向かい、Rangos Research Buildingにつながる橋を渡る。
6. 490の部屋は橋を渡ってすぐ左にあります。
 
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。
 
当日の連絡先

443-287-7668 (井上 office)
443-761-1342(田渕 cell)

2016/06/06 第46回 "睡眠の質は時計遺伝子依存的な神経発火タイミングの揺らぎで決まる" (田渕理史)

2016/05/12 5:26 に Administrator JSSB が投稿

第46回JSSBセミナーのご案内です。

田渕理史
ジョンズホプキンス大学 ポスドク(日本学術振興会海外特別研究員)
Wu Lab (PI: Mark Wu, Department of Neurology)

睡眠の質は時計遺伝子依存的な神経発火タイミングの揺らぎで決まる
要旨
睡眠はヒトを含めた生物全体の活動維持に重要であることは言うまでもないが,これまでの研究から「睡眠時間」だけでなく「睡眠の質」が健康維持や充実した社会活動に重要であることが強く示唆されている。しかしながら,睡眠の質を制御している分子機構および神経生理機構については,まだよく分かっていない。今回,睡眠の質は時計遺伝子に依存する神経活動の発火タイミングの揺らぎによって決まることを,ショウジョウバエの睡眠行動と概日時計ニューロンの神経活動をモデルとして用いることで明らかにしたので報告する。まず,ショウジョウバエの睡眠の質を昼間午睡と夜間睡眠との間で中途覚醒頻度を指標に比較することで,ショウジョウバエの睡眠も,ヒトと同じく,昼間午睡よりも夜間睡眠の方が質の高い睡眠であることを確かめ,時計遺伝子変異体ハエを用いることによって,この夜間睡眠特有の睡眠の質の高さは,時計遺伝子の有無に依存することを見出した。次に,睡眠中のショウジョウバエの概日時計ニューロンから穿孔パッチクランプ記録法によって神経活動を計測したところ,夜間睡眠特有の睡眠の質の高さは活動電位の平均発火頻度に依存しない神経活動の発火タイミングの揺らぎによって決定されることを見出した。最後に,時計遺伝子支配下にあるWAKE遺伝子の関連分子群の遺伝子発現を制御することによって,ショウジョウバエの概日時計ニューロンの神経発火タイミングの揺らぎを活動電位の平均発火頻度とは完全に分離させた様式で自在に制御することが可能であり,この制御がショウジョウバエの睡眠の質の制御のために必要十分であることを見出した。これらの結果から,睡眠の質は,時計遺伝子依存的な神経活動の発火タイミングの揺らぎによって決まることが明らかとなり,睡眠の質を制御するためには概日時計ニューロンの神経活動の平均発火頻度ではなく発火タイミングの揺らぎに着目することが有効である可能性が示唆された。

参考文献
Tabuchi M*, Sakurai T*, Mitsuno H, Namiki S, et al. (2013) PNAS. 110(38):15455-15460
Hamada S*, Tabuchi M*, Toyota T, Sakurai T, et al. (2014) Chemical Communications. 50(22):2958-2961.
Liu S, Lamaze A, Liu Q, Tabuchi M, et al. (2014) Neuron. 82(1): 151-166.
Tabuchi M, Lone SR, Liu S, Liu Q, et al. (2015) Current Biology. 25(6):702-712.
Tabuchi M, Dong L, Inoue S, Namiki S, et al. (2015) Journal of Neurophysiology. 114(5): 3002-3013.
Liu, S*, Liu, Q*, Tabuchi, M, and Wu, M.N. Cell. in press.


開始時間; 6月6日 17:30-
会場;Abel Library (Woods Basic Science Building 303)
スポンサー;現在調整中

会場へのアクセス:
車の方→N. Wolfe stに路駐可(~$0.5/hr)
1. Preclinical Teaching Building (PCTB、N. WolfeとMonumentの北東角)に入る。
2. フロントでIDをみせてサインアップし、リストバンドもらう。
3. 行き先は303 WBSBと書いてください。
4. Green Cafeを通り過ぎた奥のエレベータで3階へ。
5.  エレベーターを降りてすぐ左の突き当たりが303 WBSB (Abel Library) となります。
*Rangosビル入り口はエレベーター起動に専用バッヂが必要です。

当日の連絡先
410-419-6500(中村cell)
 HP: http://www.jssbaltimore.com/home

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